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歯科コラム
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異常はないのに痛みがある?!歯科の心身症とは

目次

歯が痛いと、当然歯に問題があると思いますよね?でも、本当に歯が痛いと感じていても、歯が原因でない場合というのがあります。なかには、絶対に歯に問題があると思い込み、大事な神経や歯を不必要に失ってしまい、症状が落ち着かずにずっと苦しんでしまうケースもあります。

でも、歯やお口の中に異常がみられないにも関わらず、痛みなどの不調や異常を感じてしまうということは実際にあり、このような状態がみられるものを歯科の心身症と呼んでいます。
今回は歯科の心身症について、具体的にどのような症状が出ることがあるのかご紹介します。

歯科の心身症で現れるさまざまな症状

心身症_01

歯科の心身症としては、次のような症状があります。

1.自分に口臭があると思い込んでしまう

自分に口臭があり、口臭のせいで周囲に迷惑をかけていると思い込んでしまって対人関係や日常生活に支障をきたしてしまう症状です。口臭恐怖症、心因性口臭などと呼ばれます。

2.舌がピリピリ痛む

これは、舌痛症と呼ばれるもので、何も見た目に異常は見当たらないのに、舌が長期間にわたりピリピリ、チクチクと痛んでしまう状態です。中高生の女性に現れやすく、痛みが慢性的に続くので、生活に支障が出ることも少なくありません。自律神経失調症や、うつなどの精神的な要因、更年期障害などとの関連が指摘されています。

3.顎の周囲の不調

心理的なストレスは、歯ぎしりや食いしばりを引き起こします。それが長く続くと、顎関節症という、顎の関節や筋肉の痛みや動きにくさ、顎の雑音といった症状を起こすことがあります。

4.噛み合わせの違和感

特に噛み合わせには異常は見当たらないのに、噛み合わせがおかしいと感じてしまう状態です。このような状態は、歯科治療をした後、詰め物や被せ物をした後に気にしすぎることによって発症することも多くあります。.

5.異常感覚

口の中に違和感や異物感を感じる、口の中で変な味がする、顎や顔が歪んでいる気がする、といった口のさまざまな異常感を認める状態です。

6.歯の痛み

レントゲンなどをみても歯に異常が全く認められないのに痛みがあったり、歯の治療をした後にずっと痛みが続いたりします。歯の痛みを訴え続けるので、神経や歯を抜くことになるケースも多く、しかしながら原因は解決されないので、痛みは続きます。神経の伝達の段階でエラーが起こるといったことが原因として考えられています。

7.歯科治療に対する過剰な恐怖心

子供の頃など、過去に歯科治療で怖い思いをした、辛い思いをしたというような場合、歯科治療がトラウマとなってしまい、治療のことを考えただけでお腹が痛くなったり、苦しくなったり、動悸がしたりといった反応が起こります。

お口の中に症状を感じる場合、まずは徹底的にその原因を探りますが、どうしても歯科的な問題が見つからない場合、歯科治療ではなく、心理療法など他の治療法が効果的な場合があります。

また、逆に、歯科の心身症だと思っていても、実際に何らかの歯科的に病的な状態が隠れていて歯科的な治療が必要な場合もありますので、まずはご相談ください。

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