入れ歯・義歯

どんなケースにでも幅広く対応できる手軽な治療方法
入れ歯(義歯)は、古くから行われている歴史の長い治療法で、歯茎の上にのせて使う取り外し式タイプです。失った歯の部分に合わせてフレキシブルに形を変えることができ、短い治療期間で手軽に作ることができるので、歯を補う治療法の中では今でも最も多くの人に選ばれている治療法です。現在では使い心地の良い入れ歯も各種開発されています。
失った歯をおぎなう治療には
歯を失ってしまった場合に歯をおぎなう治療法として、「インプラント」と「入れ歯・義歯」「ブリッジ」が挙げられます。
インプラントと入れ歯・義歯についての違いをわかりやすく紹介いたします。どの治療法が合っているかは、お一人お一人の状況によっても変わってきます。違いをよくご理解頂いた上で、ぜひ、あなたにあった治療方法を選択して下さい。
歯を失ってしまった場合、その部分には速やかに歯の代わりになるものを補わなくてはなりません。もしも歯を失ったままにしておいた場合どうなるでしょう?
まず、歯のない部位では咬むことが出来ないため、バランスの悪い咬み方が癖になります。
その結果、アゴを取り囲む筋肉の使われ方のバランスも悪くなり、顎関節症を発症したり、顔が歪んでしまったり、といった経過をたどることがあります。また、それだけでなく、他の歯に異常な力がかかってしまうことにより、他の歯の寿命も縮めてしまいます。
| 治療方法 | 従来の治療方法 | インプラント | |
|---|---|---|---|
| 入れ歯 | ブリッジ | ||
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| 良い点 | ■ ブリッジでは適応できないような大きな欠損に有効 ■ ブリッジとは違い、健康な歯をほとんど削る必要がない。(部分入れ歯の場合はバネなどの装置で固定) |
■ 固定式であるため、装着しても違和感があまりない ■ 人工の歯の材料を選択することにより天然の歯と遜色のない審美的な修復が可能 |
■ 天然歯のように顎の骨に固定するので、違和感がなく噛むことができる ■ 噛む力は天然歯の約80%回復することが出来るので、固いものを噛むことができるようになる ■ 隣の歯を削る必要がない ■ 見た目が天然歯に近い ■ 良く噛めることは全身的な健康にも良い影響を与える。 |
| 留意点 | ■ バネによる隣の歯への負担が大きい ■ 噛む力が健康な状態に比べて30%~40%になる ■ 取り外して手入れをする必要がある ■ すぐにガタつきやすい ■ 口の中に違和感を感じやすい ■ 食物が挟まって口の中が不衛生になりやすい |
■ ブリッジを支え、固定するために、たとえ健康な場合でも両隣の歯を削る必要がある ■ 支えになる歯には大きな力がかかり、将来的にその歯を失う原因になる場合がある ■ ポンティック(ブリッジの橋の部分)の下部の歯肉とその間の部分に食べ物カスがつまり、口の中が不衛生になりやすい ■ 空気がもれて発音が困難になることがある |
■ インプラントを顎の骨に埋め込む手術が必要 ■ 全身の疾患がある場合には治療ができない場合がある ■ インプラントを維持するためには十分な口腔衛生の管理と定期的な検診が必要である。 |
| 治療費用 | ■ 保険適用材料を使用する場合はその保険点数内 ■ 使用材料による保険適用外のものは自由診療となり高額となる場合もある |
■ 保険適用材料を使用する場合はその保険点数内 ■ 使用材料による保険適用外のものは自由診療となり高額となる場合もある |
■ インプラントは保険適用外であので自由診療となる ■ 手術の難易度、埋入本数等より必要な費用が算定されます ■ インプラントは5年の保証期間となります(当法人規定) |
入れ歯の種類
保険診療
| レジン全部床 | |
|---|---|
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|
| 材質 | △ 合成樹脂 |
| 快適性 | △ 厚みがあるので 違和感が出やすい |
| 耐久性 | △ 壊れやすい |
| 熱伝導性 | △ 冷たい熱いが分かりにくい |
| 汚れにくさ | △ |
| 違和感 | △ |
| 利点 | 治療費が安い |
自由診療
| 金属全部床(コバルト) | |
|---|---|
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| 材質 | ○ 合成樹脂と金属 |
| 快適性 | ○ 床が薄く出来る |
| 耐久性 | ◎ 壊れにくい |
| 熱伝導性 | ◎ 冷たい熱いが分かる |
| 汚れにくさ | ○ |
| 違和感 | ○ |
| 利点 | 強度がある |
| 金属全部床(チタン) | |
|---|---|
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|
| 材質 | ◎ 合成樹脂と金属 |
| 快適性 | ○ 薄い・軽い・金属味なし |
| 耐久性 | ◎ 壊れにくい |
| 熱伝導性 | ◎ 冷たい熱いが分かる |
| 汚れにくさ | ○ |
| 違和感 | ○ |
| 利点 | 強度がある 生体親和性が良い |
| ノンクラスプデンチャー | |
|---|---|
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|
| 材質 | ○ 合成樹脂 |
| 快適性 | ○ 床が薄く軽い |
| 耐久性 | ◎ 壊れにくい |
| 熱伝導性 | △ 冷たい熱いが分かりにくい |
| 汚れにくさ | ○ |
| 違和感 | ○ |
| 利点 | クラスプがない ノンアレルギー素材 |
| 費用 | 286,000円 |
料金について
*丈夫で快適。薄くて清潔、熱伝導が良く、たわまず歯の負担が少ない。
| コバルトクロム床 歴史のある素材、熱伝導良く清潔で綺麗 |
片顎 ¥283,800(税込) |
|---|---|
| チタン床 話題の最先端金属で腐食せず軽くアレルギーがない |
片顎 ¥396,000(税込) |
| ナチュラルデンチャー 金属クラスプではなく寸法精度も格段に優れていて、入れ歯をしていることも目立たなくなります。 |
¥283,800(税込) |
|---|---|
| 義歯マグネット(セット) | ¥55,000(税込) |
| コンフォート | ¥330,000(税込) |
リスク・副作用類
ナチュラルデンチャーのリスク・副作用
◆寿命・耐久性の限界
特殊なプラスチックで作られているため金属製より寿命が短く、経年劣化による変色や、素材のすり減りが起きやすいです。
◆調整・修理の難しさ
素材の特性上、削ったり裏打ちをしたりする院内での即日修理や調整が難しく、メーカーへの出し直しが必要になる場合があります。
◆適応の制限
残っている歯の数、配置、噛み合わせの強さによっては、強度が保てず作製できない場合があります。
レジンソフトタイプ義歯のリスク・副作用
◆経年劣化と汚れ
柔らかい素材(ソフトレジン)の部分は傷がつきやすく、長期間の使用で変色や着色、臭いの吸着が起こりやすいです。
◆定期的交換・メンテナンスが必要
素材の性質上、数年で弾力性が失われて硬くなるため、定期的な張り替えや作り直しが必要になります。
◆違和感が生じることがある
強度を保つために全体的な厚みが必要となりますので、お口の中での違和感や、喋りにくさを感じることがあります。
磁性アタッチメント義歯のリスク・副作用
◆歯を削る必要がある
磁石を取り付けるために、残っている歯の歯根を大幅に削って利用する必要があります。
◆医療機器(MRI検査)への影響
磁石が埋め込まれているため、病院で頭部などのMRI検査を受ける際、画像に乱れが生じる場合があり、事前の医師への申告が必要です。
◆横方向の力への弱さ
縦方向には強い吸着力を発揮しますが、噛み合わせによる横方向の強い力に対しては弱く、外れたりズレたりすることがあります。
ノンクラスプデンチャーのリスク・副作用
◆素材の寿命が短い
金属バネがない分、特殊なプラスチックの弾力性で維持するため、3〜5年程度で素材がへたり、ゆるくなる傾向があります。
◆修理が困難
特殊なプラスチックを使用しているので、プラスチック部分が割れたり、歯が抜けたりした場合、歯科医院内での即日修理や調整が難しく、メーカーへの出し直し(預かり修理)が必要になります。
◆適応の制限
残っている歯の配置や、激しい歯ぎしりがある場合、強度不足により作製できないケースがあります。
金属床義歯のリスク・副作用
◆金属アレルギー
使用する金属(コバルトクロムやゴールドなど)の種類によっては、経年的に金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。
◆修理・調整の難しさ
非常に頑丈な反面、あごの骨が痩せて合わなくなった際の裏打ち(裏層)や、破損時の修理に時間がかかります。
◆金属のバネが見えることがある
部分入れ歯の場合、残っている歯に金属のバネをかけるため、場所によっては金属が見えて目立つことがあります。
コンフォート義歯のリスク・副作用
◆汚れがつきやすい
柔らかいシリコーン部分は吸水性があるため、毎日の専用洗浄剤によるお手入れを怠ると、カビや汚れが繁殖しやすくなります。
◆数年での張替えが必要
長年の使用や硬いものを噛む負担により、入れ歯のプラスチック部分からシリコーンが剥がれたり、変色・硬化したりするため、数年での張替えが必要です。
◆厚みと違和感
シリコーンの厚みを確保する必要があるため、入れ歯自体がやや大きく、厚くなる傾向があります。



























