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歯科コラム
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親知らずが腫れた!すぐに抜いてもらえる?

目次

親知らず周囲の歯茎が腫れて痛むと、食事はおろか、唾を飲み込むだけでも痛くなったりなど、途端に生活が不便になってしまいます。

このような状況になると、「早く楽になりたいから一刻も早く抜いてしまいたい」と思うかもしれませんが、実は大きく腫れている時に親知らずを抜歯する、ということは無理なことが多いです。

今回は、なぜ親知らずが腫れて痛い時にすぐに抜いてもらえないのか、その理由と、対処法についてご紹介していきます。

なぜ「今すぐ抜歯」してもらえない?

親知らずが腫れている時にすぐに抜いてもらえない理由として次のようなことが挙げられます。

麻酔が効きづらい

炎症が起きている時、その部分の組織は酸性に傾いてしまうため、麻酔薬がとても効きにくい状態になります。
仮にそのような状態で麻酔をして無理に抜こうとしても、麻酔があまり効いていない状態で行うことになるので、激痛を伴うことになります。

血が止まりにくい

炎症を起こして腫れている場所というのは、血管が拡張していて、血流がとても良い状態になっています。
そのため、抜歯をすると、抜歯後の出血が止まりにくくなる恐れがあります。

細菌感染が広がるリスクがある

歯茎が炎症を起こしている場合、そこには細菌感染が起こっている状態が考えられます。そのような部分を抜歯することで傷つけてしまうと、出血した場所から細菌が入りこんでしまい、感染が周囲に広がるリスクがあります。

親知らずが腫れて痛い場合の対処法

親知らずが痛くて歯科医院を受診した場合、通常行われるのは、「炎症を静める」という処置です。これがまず行われなければ、抜歯を行うのは通常不可能です。
一般的には次のような対処法が行われます。

患部の洗浄・消毒

親知らずが腫れる原因は、親知らず周囲に溜まった汚れです。そのため、炎症が落ち着きやすくなるように、親知らず周囲の汚れを洗浄、消毒します。

お薬の処方

炎症・痛みを抑える消炎鎮痛剤に加え、細菌感染に対して数日間抗生剤を飲んでいただきます。
炎症の状態が落ち着いたら、抜歯のご予約をとっていただき、抜歯を行います。

腫れが引いても油断は禁物

親知らずが腫れた後、薬を飲んでいただくことで炎症・腫れは引き、「治った」と思ってしまうかもしれません。

ですが、一度大きく腫れた親知らずというのは、疲れがたまった時や体調が悪い時にまた炎症を起こして腫れてくる恐れがあります。しかもその際にはもっとひどく出る可能性も高いです。

そのため、一旦薬を飲んで落ち着いても油断をせず、できるだけ早めに抜歯の予約をとるようにしましょう。

こんな親知らずは早めに抜きましょう

親知らずがあっても、特に問題を起こさない状態であればわざわざ抜く必要はありません。ですが、次のような状態に当てはまるようであれば、早めに抜歯することをおすすめします。

  • ・これまでに何度も腫れている
  • ・親知らずが斜め、もしくは横向きに生えている
  • ・親知らずに大きめのむし歯ができている
  • ・手前の歯を押して前歯が重なってきている
  • ・親知らずと手前の歯との隙間に食べかすが詰まりやすい

もしご自分の親知らずの状態が「抜くべき」状態にあるかわからない場合には、歯科医院で一度診てもらうようにしましょう。
トラブルを起こす可能性の高い親知らずは、放置すればするほど状況が悪化し、抜くのも大変になってしまいますので、できるだけ早めに抜いてしまうようにしましょう。

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