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歯科コラム
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歯茎の出血が止まりにくい場合に考えられる原因とは

目次

歯茎の出血はおそらく誰でも一度は経験するものです。そのため、多少歯茎から血が出てもいちいち重く捉えることはないかもしれません。

ですが、歯茎の出血が頻繁にある場合や止まりにくい場合には注意が必要です。
今回は歯茎の出血がよく起こる場合や止まりにくい場合に考えられる原因についてご紹介します。

歯茎の出血が多い場合の原因

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歯茎から出血している場合にまず疑われるのは、歯周病です。歯周病は若年者に多くみられる歯肉炎、中年以降に多くなってくる歯周炎があり、いずれも歯茎の炎症が強くなっている場合には、少し触れただけでもすぐに出血します。

特に女性はホルモンバランスによって歯周病のリスクが高まり、妊娠中などにおいては特に歯茎からの出血が起こりやすくなります。

歯周病以外に歯茎の出血を起こす原因

歯周病にかかっていなくても、次のような原因によって歯茎から出血が起こりやすくなります。歯周病でないのに出血が起こる場合、重大な病気が関わっていることもあるため、注意が必要です。また、このような場合、歯茎以外の出血や内出血も起こりやすくなります。

◆全身性の疾患

急性白血病、特発性血小板減少性紫斑病、血友病、播種性血管内凝固症候群、壊血病、再生不良性貧血といった血液の病気がある場合、血が止まりにくくなることがあります。

また、ネフローゼ症候群、肝機能障害(肝硬変、急性肝不全)、脾腫といった病気でも出血が止まりにくくなることがあります。

この違いは骨の密度が違うからです。下の骨は骨密度が高く、初期からある程度しっかりと固定されますが、上の骨はスポンジ状でやわらかいため、それだけ固定されるのにも期間を要します。

◆薬の副作用

血液をサラサラにする薬(ワーファリンや小児用バファリンなど)を服用している場合にも出血がなかなか止まりにくくなります。

歯茎の出血が止まらない場合はまず歯科で相談を

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歯茎の出血がある場合のほとんどは、歯の周囲に歯垢が溜まっていて歯茎の炎症を起こしているケースです。この場合には、出血する部分の歯と歯茎の境目を、やわらかめの歯ブラシで念入りに磨くことで、2、3日もすれば落ち着いてくるでしょう。

もしそれでも全く落ち着かない場合、もしくは出血の量が多過ぎる、なかなか血が止まらないという場合には、単なる歯茎の炎症が原因ではなく、全身的な病気が関係している可能性、あるいは、歯石が溜まっていて歯茎の炎症がなかなか取れなくなっていることも考えられます。

いずれにしても、このような状況は放置しない方がいいので、異常な出血が見られる場合には、一度早めに歯科を受診されることをおすすめします。

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