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☆歯周病について☆

cherryblossomこんにちわcherryblossom

みなさん、こんな症状はありませんか。。
    
     ・歯が長くなった   ・歯茎が腫れている
     ・口臭がある     ・歯がグラグラする
     ・歯を磨くと血が出る ・歯茎を押すと膿が出る  etc...

もし心当たりがあったら、「歯周病」かもしれません。
中高年で歯を失う原因の半分は「歯周病」なのです。

「歯周病」とは・・食べ物を食べると歯垢(プラーク)が付きます。歯垢とは楊枝などで取れる白くて軟らかい物なのですが、この歯垢の中にはたくさんのバイキンが入っていて、ここから酸を出して歯茎が腫れてきてしまいます。この状態を歯肉炎といいます。
毎日ブラッシングをしていても「磨けている所」「磨けていない所」と分かれてきます。磨けていない所には歯垢が付きっぱなしになってしまいます。
歯垢は時間が経つと硬くなり歯石というものに変わっていきます。
歯石からも酸が出ていて、その酸によって歯を支える顎の骨を溶かし、歯は支えが無くなってグラグラ揺れ、膿が溜まって歯が抜けていってしまう、これが「歯周病」(歯槽膿漏・歯周炎)です。

本日はこの歯垢の中にいるバイキン『歯周病菌』についてお話していきましょう。。


歯周病は40歳過ぎてからの生活習慣病的な病気と思っている人が多いのではないでしょ うか。。確かに歯周病の患者様は40歳過ぎぐらいから多くなるようです。
そして、病気はほとんど免疫力(体を守る防衛隊)と、バイキンとの力関係でおきると言われています。
つまり、免疫力(体を守る防衛隊)が強力な時はバイキンも寄せ付けないし、病気にならないのです。
ところが、命あるものは必ず老化します。老化するということは免疫力(体を守る防衛隊) が弱くなるということです。ですから、若い人は免疫力(体を守る防衛隊)が強いので歯周病になりにくいと言えるでしょう。
しかし、最近は生活習慣の悪化から、若い人でも歯周病が増加しているようです。
一番の原因は、食生活の乱れ・昼夜逆転の生活・喫煙などのようです。
 

では、その歯垢の中にいる歯周病菌とはどのような種類で、私たちの歯にどのような影響があるのでしょうか。。
お口の中には歯周病菌・虫歯菌など、約300種類位のバイキンがいるのですが、本日は主な歯周病菌を実際のバイキンを見ながら説明していきましょう。。(下図)

DSC02723.JPG


①図上で、らせん状に見えるバイキンは歯周病が重症の方に多くみられ、このバイキンがいると他のバイキンも増えてきてしまいます。
歯周病がひどい患者様のお口にはとにかくたくさん住んでいます。

②黒くて長いバイキン、これは口腔トリコモナスと言い、不思議なことに他のバイキンを食べているのですが、人間にとって役に立つかというとそうではないようで、やはり歯周病が重症の患者様のお口の中にしかいないバイキンです。

他にも。。とても強い臭いを出す菌や、女性ホルモンが大好きで女性ホルモンによって発育する菌などがいます。


          ◎体内への影響◎   

どなたのお口の中にバイキンはいます。
そのバイキン一匹一匹から酸が出ていて、その酸によって私たちの歯を支えている顎の骨は溶かされてしまいます。
このさまざまな種類のバイキンは骨を溶かすだけではありません。
唾液にもバイキンはいるのですが、私たちはそれを毎日飲み込み血管をを通して体内の臓器に送っています。
そして・・・
 
 ・肺→呼吸器系疾患 
 
 ・心臓→心臓血管病 アメリカの研究結果では健全なお口の中の方に比べて歯周病の
           患者様は、心臓発作を起こす危険率が2.8倍高い。
 
 ・すい臓→糖尿病  歯周病治療後は血糖値も下がり、症状の改善も報告されています。
 
 ・子宮→早産  女性の早産の確立も、歯周病が中度・重度の妊婦は低体重児出産の
         危険が7.5倍にのぼります。

このように、歯周病菌は私たちの身体にさまざまな影響を及ぼします。。


ただ、私たちの身体にもお口の中にバイキンが全くいない状態を保つのはとても難しいことです。
では、少しでもお口の中のバイキンを減らすにはどうしたら良いのでしょうか。。

 
  まず・・
    
   《定期的な口腔内のクリーニング》              
       まず毎日のブラッシングの際に、ブラッシング後の洗口剤の使用、
       これはバイキンの数を減らすのに効果的です。
       そしてご自身では磨ききれず歯石になってしまった場合、半年に
       一度の検診での歯石の除去が大切です。
       歯茎の中に歯石がたまってしまっている場合、麻酔を使用し歯石
       を取ったりもします。
     
       ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
       
       口臭が消えない・ブラッシングの際出血するなど、
       改善がみられない場合
     
       ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


   《抗生物質の服用・抗カビ剤の塗布》 (下図)
       抗生物質は、基本的に一日2錠ずつ3日間内服します。抗生物質は
       3日間飲むだけで十分に効果があります。
       同時に抗カビ剤による歯磨きを行います。副作用はほとんどありません。
       ただ胃や腸の弱い人はまれに下痢などを起こすことがあるので、
       事前に歯科医に話しておきましょう。
       歯周病菌が十分に退治できていることが確認され、歯石も完全に取り
       除いたら抗カビ剤による歯磨きはやめます。
 
DSCF0002.JPG        ㊨抗カビ剤  ㊧抗生物質

  

  こうした治療で、お口の中のネバネバ感がなくなり、歯茎からの出血や腫れ、
  口臭なども消え、歯のぐらつきも早ければ2~3週間でおさまり、歯茎は健康的な
  ピンク色に改善してきます。
  

  ただし、歯を支えている骨がほとんど溶けている方は、歯のぐらつきが完全に
  無くなるということはありません。


☆☆みなさん本日は歯周病・歯周病菌について簡単にご説明しましたが、少しでもご理解いただけたでしょうか。。
このように患者様だけが頑張っても、歯医者で治療をするだけでも歯周病は改善しません。
当院では歯周病とはどのような病気か・お口の中にはどのようなバイキンがいるのか、実際に患者様のお口の中のバイキンをお見せしながら説明し、歯石除去を行います。
実際に自分自身のお口の中のバイキンを見る、そうすることによって、歯周病にも関心をもっていただき、きちんとブラッシングしなければいけないという思いにもつながるのではないかと思います(^^)v

        みなさん定期的に検診を受けましょう!!! 

西大島 歯医者 池田歯科クリニック

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