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☆根管治療について☆

cherryblossomこんにちわcherryblossom 虫歯はひどくなると、歯の神経は炎症を起こしてしまい、膿がたまって大きくなると抜歯になっていきます。 でも今は、症例によりますが、大きくなっても抜かずに治せる場合もあります。 本日は、そういった炎症を起こしてしまった場合の治療、『根管治療』についてお話します。 まずは虫歯の流れを説明した後、治療例をあげて説明していきます。。


まず虫歯の進行状況を図を使って説明していきましょう。。
  (虫歯の進行状況はC0~C4で表します。)

C0
歯の表面が白くなったりしています。歯ブラシやフッ素を塗ったりする事によって進行性の虫歯になってしまうのを予防できる段階です。

img011.jpgC1→歯の表面のエナメル質が溶け出してきています。
痛みなどの自覚症状がほとんどないので、気付かない事もありますが、進行性の虫歯になる兆候といえます。


img012.jpgC2→侵蝕がエナメル質を貫通して象牙質に達すると、歯の神経が通っている歯歯髄部(しずいぶ)に接近しているため、甘いものや冷たいものがしみるようになってきます。虫歯の処置が必要になります。


img013.jpgC3→侵蝕が象牙質をも貫通して歯髄に到達している状態です。神経が炎症を起こしていて、非常に強い痛みを感じます。神経を抜いていく処置が必要になります。


img014.jpgC4→侵蝕が神経の中を伝って、根の先まで侵されている状態です。根の先に膿が溜まってしまっている事がほとんどですが、神経は死んでしまっているので痛みが無い場合がほとんどです。膿のサイズにもよりますが、治療期間が長引いてしまう事があります。
最悪の場合、歯を抜かなければいけなくなります。


みなさん、虫歯はこのように進行していきます。

そして虫歯の侵蝕が神経にまで達している場合(C3~4)、神経を抜いていくか、根の先にたまっている膿などを排出する治療、『根管治療』を行います。

   
                
                   ◎根管治療の流れ◎

①まず歯冠部(歯の上の部分です)を削り、歯の根にある神経の管を露出させます。
  ↓↓↓
②根に通っている神経を除去して管の直径を拡大させていきます。
  ↓↓↓
③拡大させた根の管から根先端部にできている病巣の病原(膿など)を排出させます。
  ↓↓↓
④根の中に薬を入れ、定期的に薬を交換し、膿の袋が小さくなる(無くなる)のをレントゲンで確認します。
  ↓↓↓
  ※ ここで膿の袋大きかった場合や、治りが悪かった場合、治療期間が長引いたり、それでも治らない場合は、歯そのものを抜かなければなりません。
  ↓↓↓
⑤病巣部が清潔に(膿の袋が無く)なった事を確認した後、専用のシーリング材で密封します。
  ↓↓↓
⑥神経を抜いていった歯はどうしても割れ易くなってしまうので、まず土台を建てた 後、全体を守る様に被せ物をしていきます。


  
では、この《根管治療》によって、どのように膿の袋は小さくなっていくのでしょうか? 実際に治療を受けた患者様のレントゲンを見てみましょう。。

 

《患者様A》
266術前.jpg266術後.jpg

右の図が治療前のレントゲンです。左から2本目の根の先が黒くなっているのがわかりますか?これが膿の袋です。
左の図が治療後のレントゲンです。黒く映った膿の袋の部分が無くなっているのがわかると思います。


《患者様B》
954術前.jpg954術後.jpg
こちらも右が治療前・左が治療後のレントゲンになります。
この患者様の場合は、左から3本目の歯の根に膿が溜まっていました。


《患者様C》
1896術前.jpg1896術後.jpg
こちらも右が治療前・左が治療後のレントゲンになります。
こちらの患者様は左から3番目に映っている歯の根に膿が溜まっています。
とても大きく映っているのでよくわかると思います。


膿の袋が大きくなり、歯を残す事が難しい場合も『根管治療』により、例にあげた患者様のように、少しずつ膿の袋が小さくなっていき、歯を残していける場合もあります。

 

このようにして『根管治療』は行われます。
場合によっては回数や期間がかかってしまう治療ですが、放置もしくは治療の長期中断をしてしまうとより状況が悪化してしまい易くなります。
歯を抜かずに残していくために根気強く頑張っていきましょうsign03

西大島 歯医者 池田歯科クリニック

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